「就職氷河期世代」とは、1993年(平成5年)から2004年(平成16年)に学校卒業期を迎えた世代を指します。(2024年4月1日において大卒で概ね42~53歳、高卒で概ね38~49歳に相当します)
「就職氷河期」とは、1994年に流行語大賞に選ばれたことから世間に広まった造語です。別名「ロストジェネレーション(失われた世代)」とも呼ばれています。
就職氷河期は、一般的には1993年〜2005年までの就職難であった約10年間を指します。バブル期に大量募集や一斉採用を行っていた企業は、1990年のバブル崩壊に伴い人件費の削減を実施しました。
企業の新卒採用枠が減らされ、新卒者の就職活動が難航してしまいました。さらに、1990年代後半〜2000年頃は金融不安、ITバブル崩壊によりさらに景気の悪化が進み、「超氷河期」と称されるほど就職活動が絶望的になったのです。
就職活動が難航して、正社員で働けずに非正規社員で働く人が増えたことが社会問題となりました。
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